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タロットカードには、少し不気味な絵柄やネーミングのものも存在します。悪魔や死神、塔…名前だけ聞くととても不吉に思えるこれらのカード。でも、本当に意味することを知れば、そんな感想も洗い流され、きっととても納得するはずです。

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「Spooky(不気味)」なタロットカードの真実

Tarot's dreaded characters aren't really so bad

TAROTCOM STAFF
「Spooky(不気味)」なタロットカードの真実|無料のタロット占い・タロットカードのサイト|Tarot.com Japan

タロットカードの絵柄の中には、ちょっと怖いものもいくつかあります。自分の占いをしている時に現れると、なおさら恐ろしく感じるのではないでしょうか。ですが、そのほとんどは象徴的意味なので、骸骨や悪魔、そして災害を描いたカードを文字通りに読み取ってはいけません。

ここでは、多くの人がそのイメージに恐れおののいてしまう、「塔」のカード、「悪魔」のカード、そして「死神」のカードの歴史や意味をお話しします。

 

塔のカード

スプレッドに現れる塔のカードは、とても不気味に見えます。このカードに描かれている情景は、災いの最中か、災いが今まさに起きているところ。狂気と失望をもたらす悪魔たちが古くからの隠れ家より解き放たれ、引き起こされる社会不安。大きく混乱するのは個人ではなく、個人を取り巻く集団です。

ただし、このような恐ろしい絵柄は、もともとは教育レベルの高い中世の貴族や聖職者階級に対して作られた、ということを念頭に置くべきでしょう。このカードは彼らに、もし現在あるヒエラルキーが崩壊したとき、上層階級にいる人がもっとも多くを失う、ということを思い出させているのです。

稲妻は、他者から搾取して富を築いた者の罪に対する報いを示します。現代では、このカードに付与される現代的な副題は「革命」。劇的な社会変動を通して、抑圧されていた人々がもっと良い時代への新たな希望を見つけ出すことを示しています。塔のカードが示唆するものは、稲妻が古い秩序を打ち壊し、あらゆる人がより平等なスタートを切れる状態なのです。

逆位置の塔のカードは、ドラマの終焉を表します。すべての傾いた塔は崩れ落ちました。塔を傾かせていた問題や感情は置き去りされたままです。前に進むしかない状態になった今、自分に何ができるのかを自分自身に問いかける必要があります。自分自身を見つめ直してやり直すように、次の大きな旅立ちに向けた真新しいエネルギーを見つけ出す時を示しているのです。

この塔のカードを単純に見てみると、抑圧され、無力さを感じさせられていた人々のパワーにより、大きな変化が起きることを意味しています。個人的なレベルでは、あなたの人生にネガティブな影響を与える存在との直面を表すと言えるでしょう。それは、その状況が変化する可能性、あるいは、その存在を追い出し、自分の力を周りのもっとポジティブな人々のために使う可能性を示しています。もっと大きな視点だと、次の選挙で有権者たちが本質的な変革を求めて立ちあがるような、社会変化を暗示していることもあるかもしれません。

こうした視点で見てみると、塔のカードは全然恐ろしいものではないのではないでしょうか。

 

悪魔のカード

もしタロット占いの最中に悪魔のカードが現れたとしても、占った人が地獄に落ちるだとか、あるいは悪魔に取りつかれる、などといった意味はありません。

悪魔のカードが意味するものは、「タブー」。つまり、文化的には否定されてしまう、私たちが無意識下に抱えている整理できない陰の部分です。誰でも心の奥底に持っているものであり、消えることはなく、コントロールもできません。

古い悪魔のカードには、吸血鬼が描かれていました。これは教会が人々に植えつけていた、野性と情熱に負けると、人は「魂を失う」と言う恐怖を呼び起こすものでした。

1700年代中頃、悪魔のカードのイメージは、バフォメットとも密かに呼ばれる「いけにえにされた女神」になりました。彼女は、社会的役割へのプレッシャーをはねのけ、自由を満喫するため、激しい情熱を持って一途に努力し続けるものの象徴です。タロットのメッセージの一部として、この恐ろしい感情とパワーは、限りある魂の旅路を永遠のものに変えられる個性として再構築されなければならないと言っているのです。

逆位置の悪魔のカードは、あなたが混乱した状況作り出すことを楽しみ、特に理由もなく反抗している様子を示しています。あなたのユーモアのセンスは、すこしひねくれているのかもしれません。あなたはちょっとした仕返しのようなつもりだったり、人をイライラさせようとするのです。このカードは、あなたの中に存在する幼いいたずらっ子は、問題が起こる前に捕まえ、矯正されなければなりません。自分の不注意な行動をきちんと方向転換できるまで、衝動は抑えなければなりません。ふざけた態度は、一時は面白く感じるかもしれませんが、長い目で見ると自分を犠牲にする可能性があることを忘れないで下さい。

基本的に、悪魔のカードは、ジークムント・フロイトが「イド」と呼んだ、人間の本質として備わっている衝動を教えてくれているのです。同時に、それを自分自身の一部として受け入れなければならないことも示しています。私たちは完全にその部分を押しこめることはできません。しかし、その衝動に振り回されたり、破壊的な行動をしないように自制することはできます。そのためには、自分自身が何者であるか、そして自分自身の限界を知ることが大切なのです。永遠に地獄で燃え続けるより、そうやって解決するほうがはるかにいいでしょう。

 

死神のカード

タロットカードの中で、最も怖れられ、そしてもっとも誤解されているのが死神のカードです。伝統的に「死神」として知られるカードは、文字通り人の死を表しているのではありません。これはそれ以外の物事、たとえば企画、計画、または人間関係といったものの「終わり」を示しているのです。

また、古典的なデッキでは、作物を刈り取っている骸骨が描かれています。これは収穫の時期を意味しています。夏の果実を収穫しなければ、冬の厳しさには勝てず、人々は食べることができません。

このカードには、豊かな緑が刈り込まれ、何もなくなった枯れた冬の景色が描かれています。冬は1年生植物にとっては命の終わる季節、多年生植物にとっては春に再び発芽するための準備期間になります。死神の大鎌は、私たちと過去をつないでいる紐を切り、新しい季節に向かって前進するように促しているのです。それは怖いことかもしれません。しかし失うものは何もないのです。季節の損益のサイクル以外、私たちは実際には何も失いません。刈り取られたものは、全て未来の肥料になるのです。

近代的なデッキでは、死神は馬に乗り、黒い甲冑を身に着けています。これらのデッキでは罪に対する罰が強調されており、それは、死のイメージを呼び起こす中世の伝染病を、神の怒りを説明するものとして用いることに似ています。幸運にも現代においては、そうした自罰的な哲学に強く悩まされることはないわけですが。

逆位置の死神のカードは、現在、あなたは何かに拘束されていることを示しています。あなたはそれを断ち切りたいと思っているにも関わらず、終わりという平穏はなかなか訪れません。これは、今はまだ、終了や撤退の時ではない、ということを示唆しているのです。悪い結果に甘んじることなく、現状を耐え忍ぶ必要があるのです。次に起こる変化が、あなたの現状に対する認識を変えるはずです。収穫は果実が熟すまで始まらない、ということを覚えていてください。より賢く、より成熟し、より甘く、より栄養を蓄えるための取り組みに力を入れましょう。そうすれば、解放される時はあなたが思っているよりもずっと早く起こるはずです。

 

さあ、3枚のカードの意味を知ったところで、早速今日のカードを引いてみましょう!
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